４９年卒　同期会活動報告（ディズニー･リゾート顛末記）

 

１　はじめに

　　同期の皆様、お変わりありませんか？更新が遅れましたが、今回は同期１１名《男性５名、女性５＋１（九州から参加）名》で行ったディズニー・リゾートについて報告します。

２　発　端

　　そもそも、平成１８年の当番期以降毎年１１月頃に宴会を実施していましたが、昨年の宴会で「次回は修学旅行（一泊）」に行こうということになり、まずは最多人数の埼玉県在住者が担当で「ミステリー・ツアー」を計画することとなりました。
　　ところが、今年５月の東京錦陵会総会の二次会で、ある女性から「ディズニーに行こうよ。」との発言があり、意外にも男性陣も賛同したこともあって「ミステリー・ツアー」が「ディズニーへの旅」とあいなりました。
【私（埼玉県在住者責任者）としては「渡りに船」＆「一安心」、「ミステリー・ツアー」と言ってはみたものの、どうしようかと悩んでいたところだったので・・・】

　　「ディズニーへの旅」と決まった以降は、実情は把握していませんが、女性陣の間ではかなりの電話・メールのやり取りがあったようですし、その行動力も圧倒された次第です。

　　当初は女性陣の計らいで「男性は二日ともディズニーでは飽きる（くたびれる？）から、一日は「はとバス・ツアー」でも」との声が挙がり、「はとバスはどれにするか、どのように行動するか」を話し合う必要があると判断（私としては一杯呑みたい気分も手伝って）、今回担当の埼玉県在住者＋ディズニー発案者で事前会合を行うことになりました。そして、事前会合の席で、色々と話し合っているうちに（女性陣主体でしたが）、「折角一泊するのだし、夜まで目いっぱい楽しめるからランドとシーの両方に行こうよ！！」ということに。私たち男性陣代表としても特に意義があるわけではなく、「付いていきます。（君は濡れ落ち葉か？）」ということで落ち着きました。【この後、他の男性陣にメールで知らせたところ、賛成者ばかりでした。「驚き！」】

　　その後、初日の集合場所・時間を決定する以外は、ディズニー発案者がチケット手配、ホテル予約（発案者の５１年卒の弟さんが旅行会社勤務ということで、割引価格で予約完了）を行ってくれて、準備はトント拍子に進みました。【責任者としては、何もしなくて大いに助かりました。】さらに、九州から上京する同期生も加わり、総勢１１名の大所帯での行動となりました。「この大所帯では行動が大変かな？」という不安がよぎりましたが、意外と問題なく行くものだなというのが、終わってみての感想です。

《参考》　５１年卒の弟さんの談：　「宿泊だけというのは割引率は高くありませんが、交通機関とのセットなら、努力できる余地がありますよ。」とのこと。皆さんも相談されてみては？

 ３　初日の行動

　
当日は朝８時３０分に「JR舞浜駅」に集合し、いざ出陣。生憎の小雨のためか人出は少なめとはいうものの、それなりの人数。実は私も２０年以上前に一度ランドは来ていますが、全く覚えておらず、どう行動すべきか悩んでいました。ところがここで「ディズニー愛好家３名」が大活躍、次々と指示が出され、私はそれに従って行動するのみ。【楽でした。】
皆さんもご存知とは思いますが、ディズニーでは「ファースト・パス（ＦＰ）」というのがあり、人気のアトラクションの事前予約ができるシステムです。（予約できる時間は人気度により違い、希望どおりの時間とは行きませんが）これがなかなか使えるシステムで、入りたい人のチケットをまとめて、発券機に入れればＦＰが獲得でき、そのアトラクションに並んでいる人たちを横目に（80分待ちというのもあるのですが）、優先して入れるのです。
当初はアタフタの私もこのシステムを最大限に利用すべく、愛好者から次のアトラクションの指示を受けつつ　ＦＰ獲得に動きました。【これで責任者としての役目は果たせたかなというところ。幸い、私は歩くこととマ　ップを見ることには慣れており、助かりました。自画自賛ですが】

　ＦＰも活用しながら入ったアトラクションを順不同で列挙しますと、

①ビッグサンダー・マウンテン（25分並んで）　②スプラッシュ・マウンテン（FP）　③カリブの海賊（30分並んで？）　④白雪姫と七人のこびと（30分並んで）　⑤ジャングルクルーズ（FP？）　《昼間のパレード鑑賞》　⑥ホーンテッドマンション（FP）　⑦スター・ツアーズ（少し並んで）　⑧ミクロアドベンチャー！（少し並んで）　⑨バズ・ライトイヤーのアストロブラスター（少し並んで？）　⑩スペース・マウンテン（FP）　《エレクトリカル・パレードの鑑賞》　《夜の花火鑑賞》

となり、夜の９時までで、アトラクションだけでも１０アイテムに入り、「ディズニー愛好者」からも「こんなに入れたのは、ラッキー」との声が挙がりました。【これって自慢できるかも！】

アトラクションの中にはジェットコースター以上にかなり厳しい動きのものもあり、「私、怖くて乗れない。」と言いつつ一緒に並んでしまい搭乗。ところが出口では「大丈夫だった。おもしろかった！」と「意外な自分」に驚いている人がいたかと思うと、私は一応責任者という立場と長身（目立つから）のため、団体の先頭を歩いていたためか、各アトラクションでは先頭のカーゴ（車両）に乗ることが多く、スプラッシュ・マウンテンでも先頭に搭乗。これが災いし、最後にかなりの水を浴びてしまいました。【「水も滴るいい男」ならいいのですが、ハンカチでは間に合わないほど濡れてしまい、お漏らし状態のままで困りました。】

この間に、昼食・コーヒーブレイク（コーヒーなどがお替り自由のレストランもありますよ。）をとりつつ、アトラクションで絶叫したり、酔ってしまったり（乗り物にです。）、また、イルミネーションや花火などの華やかな気分を味わったりと本当に楽しい一日でした。午前中には海が近いからか突風に近い状況もあり、傘がお猪口状態になりましたが、それ以降は雨もあがり、さほど寒くもなく、夜まで楽しめました。
　その後は、舞浜駅近くで軽い夕食、ホテルでの反省会のための買出しをコンビニで済ませ、いそいそとホテルへ。ホテルでは一室に全員集合し、本日の思い出などを語り合いながら一杯やりました。ふと時計を見るとなんと午前１時、ということで初日が終了しました。【ア～眠たい！】

４　二日目の行動

　この日は、九州からの特別参加者と所要のある人の二人が離脱することとなり、駅までお見送りとなりました。その後、シーへと突入したわけですが、この日は天気も良く、入口から長蛇の列（ランドはそうでもなかったのですが）、入口を通過後、私ともう一人で皆さんのチケットを預かってＦＰ獲得のため、目的のアトラクションへ一目散。聞いて見ると、昨夜解散後に、「ディズニー愛好者３名」は夜も遅いのに作戦会議を開き、二日目のスタートの行動を話し合ったとのこと、そのバイタリティーには脱帽です。
　　残りの女性陣は一日に一回しかチャレンジできない「ショー」の抽選に挑戦のため、これまた長蛇の列に並んでくれ、なんと見事にチケットを、しかも真ん中あたりの特等席をゲットしてくれました。その後は昨日で要領を概ね掴んだ私は、ＦＰ獲得のため、歩きまわりました。【万歩計を持ってくるのだったなー。】


そうした中での発見ですが、かなり人気があるアトラクションは朝にＦＰを獲得しても昼以降の時間帯しかとれないこともあり、逆にそうでもなく前回獲得のＦＰの時間帯より前の時間帯で獲得できたアトラクションもありました。また、既にいっぱいでＦＰ発券が終了したものもありました。さらに、日曜日の夜となると人出が少なくなり、ほとんど並ばず入れたものもありました。要は状況を見つつＦＰを使いながら動けば、かなり楽しめるということのようです。二日目に入ったアトラクションなどを順不同で列挙しますと、

　①ヴェネツィアン・ゴンドラ（30分並んで）　②ブロードウェイ・ミュージックシアター「ビッグ・バンド・ビート」（朝一並んでの抽選で1215～）　③レイジングスピリッツ（FPで1330～）　④　タワー・オブ・テラー（FPで1415～）⑤マジックランプシアター「魔法使いとジーニー（3D）」（FPで1715～）　⑥マーメイド・ラグーンシアター「リトル・マーメイド」（並ばずに）　⑦インディジョーンズ・アドベンチャー「クリスタルスカルの魔宮」（FPで1930～）　⑧ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ（20分並んで）　《夜の水上でのショー（途中から）》　《夜の花火》

　となり、二日目のアトラクションは８アイテムでした。

　なお、この後女性陣は、更に買い物に行くということで、解散としました。
【本当に、そのバイタリティーは「すごい」の一言！！】

 

５　おわりに　　

　責任者として「行動計画を立てる。」ことが必要だったのですが、ディズニーとなると、「行動計画を立てようにも、そのとおりにはいかないよなー・・・」という気持ちもありました。が、「案ずるより生むが易し」でした。そして元々ジェットコースターのようなアトラクションは大好き人間の私としては童心にかえり、かつ、日頃のストレスを忘れさせてくれる夢のある世界を堪能することができ、発案者に感謝・感謝でいっぱいです。また、ディズニーは決して安くはない入場料を取りますが、その分「お客様に満足して頂く。」という精神に徹していて、十分満足できた二日間でした。リピータの気持ちが分かるような気がします。皆さんも是非ディズニー・リゾートへどうぞ！お勧めですよ。【某社からは一銭も貰ってませんが】　

　以上、「ディズニー・リゾート顛末記」のご報告でした。
　さて、来年はどこへ行き、何が起こることやら。今回参加できなかった同期諸君、次回は是非ご参加を！！

 

【番外編】

①「くじ運が無駄に！」：　

白状しますと、初日にも一日一回しかチェレンジできないショーの抽選に私と、九州から特別参加の方（くじ運がいいということで）の二人で抽選に向かったのですが、最後の抽選開始ボタンを私が慌てて押してしまい・・・、あえなく落選。折角の幸運者の力を発揮できずじまいでした。皆さんごめんなさい。

②「行方不明者が・・」：　

やはり１１名ともなると人ごみも手伝って、「アッ、一人いない！」という状況も発生。でも今は便利な携帯電話で居場所を確認し、合流という事態も二・三度ありました。

③「慣れてなかったー」：　

男性陣には航空関係の人物もいますが、激しい動きのアトラクションに「酔っちゃったよ～！」と。本人曰く「ボクはパイロットではありまシェ～ン」ですと。

④「ロッカー鍵は・・？」：　

ランド・シーに入る前には身軽にということで、必要品以外はロッカーに預けたのですが、あるお二人が「鍵は？（あなた？私？）」ということになり、それぞれ手持ちのバックをひっくり返しての大捜索を開始。やっとのことで鍵が見付かって一安心、という一コマも。